? 見えざる絆――スプーキーE+織機綺
譜面の落書き
トップへブギーエロゲ編へ見えざる絆

 以下、管理人の妄想攻略情報です。こちらを踏まえたSSになります。

 イマジネーターのE語りの部分をキャプチャーしてみた。
出現方法は基本的に原作ルート、プラスEとの接触具合で判定みたいだ。
具体的には、

 ・スプーキーとの初邂逅で逃げずに最後まで戦っている
 ・織機との2ショットをスプーキーに5回以上見られている
  (Eがいる時は画面後方にバーガーの包み紙が落ちてるので目安に)
 ・織機の好感度をなるべく上げる

 以上3点を満たした上で、衣川登場の時「ひとりでブギーを続ける」を選択する。すると正樹が立ち去った後、視点がEに変わって織機部屋でのお仕置きタイムになる。ただし相当鬱な陵辱ものなので、苦手な方はご注意を。
 シーンタイトルは 「見えざる絆」 です。


ライン

 
 また、あの眼だ。
全てを諦めているくせに決して折れない。ひたむきで頑なで――イライラする。何様だとブン殴ってやりたくなるついでに、嫌なヤツの事まで思い出す。

――ミンサー。おまえも澄ましたクソだったが、それ以上のクソがいるぞ。
くだらない屑の分際で、愛だの恋だのと笑わせるな。なぁ、ごっこ遊びは楽しいか? 楽しいだろうな。自分が道具だと忘れるくらいだから!

 おまえら救いようがないクソったれだ。俺様も含めて、な――。




 ヤツに電撃くれて部屋に運び、端末共へ指示を与えてから数刻。辺りは既に夕闇が包んでいた。

「おい。いい加減この役立たずを起こせ」
 腹に一蹴り、反射で激しい咳が出るがまだ目を覚まさない。指示を受けた衣川がヤツの頬を何度も打つ。乾いた音が20を数えた頃、ようやく目が開いた。

「……ん…………っ」
「ぐーすか寝こけていい身分だなァ?男が待ってんだからさっさと奉仕しろ」
「――――っ!」

 衣川が顎で指し示す。
この後ヤツらは探索に出すから、今のうちにヤらせておくつもりだ。精々ぶっ掛けられて、自分が役立たずのクソだってことを思い出すんだな。思わずにやけると、ヤツは男共、衣川、そして俺を見てびくりと震えた。
 おーおー、道具の分際でいっちょまえに貞操をお持ちになりましたか? ついこの間まで家畜の如く咥え込んでた女が。
 いや、恋ってやつは偉大だねぇ。余りに可笑しくて――どうかしそうだ。

「時間がない。早く起きてヤれ」
「…………っ」
「おまえの役目は何だ? 死神の探索もろくに出来ない分際で、勘違いするな。この屑が」
「………はい……」
 観念したのかのろのろと起き上がり、胸元のボタンに手をかけた。

 ひとつ、ふたつ、みっつ。
そしてよっつ目のボタンに触れながら、何時までも逡巡して動かない手。おまえはどこぞのお嬢様か。そんな勿体つける程の物が、何処にある。

「おまえは馬鹿か。ただ一つの役目すら出来んのか」
「……申し訳、ございません……今……っ」
「衣川、やれ」
「はい」
「――――!!」

 衣川に手錠を持たせ、ヤツの背後へまわらせる。腕を後ろに捻り拘束すると、手錠の無機質な音が部屋に響き渡った。
 背中を蹴る。呆気なく倒れる。乱れた衣服から覗く脚に男共が色めき立つ。本当に馬鹿か。こんなことで、いちいち手間を掛けさせるな。衣川は盛りついた男共に制止を投げつけ、自らの衣服を剥いでいく。
 セーターを脱ぎスカートを落とし下着を外し。華奢ながらも扇情的な身体が晒し出された。

「あっ……」
「自分で出来ないんだろ。ならせめて大人しくしてるんだな」

 倒れたヤツの後ろ髪を掴み、面倒臭そうに告げる衣川。そのまま身体を上に向かせ、力任せにシャツを引きちぎる。
消えることのなかった性交の跡が、今では全くなく。ただひたすらに、白い胸元。後ろに組む腕の所為で薄い身体は反り返り、震えすら自らを誇示してるかのように見えた。
 衣川の指が喉を滑り、色気のない下着に触れる。

「相変わらずちっちゃいな。こんなの要らないだろ」
「っ…………」

 乱雑に下着を掴み上げると、露出する細やかな膨らみ。申し訳程度に揺れるそれに、衣川は自分の双丘で押し潰した。
 絡み合う身体。侵略者は指を休めずに、暴力的に服を捨てていく。ヤツは抗わず為すがまま。微かに首を振った後、衣川を越えて俺の方へ視線を向けた。
 また、あの眼だ。そして唇が、声なき言葉を紡ぐ。

――――“やめて……彼女は”


「おまえらもヤれ」
「はい」
「衣川も好きに使え。ただしぶっ掛けるのはこいつの内だ」
「了解しました」
 振り切るように命令を下すと、男共は猛々しく獲物に襲い掛かった。
  
 ヤツを後ろから抱え込み、顔中舐めまわす男。右胸は衣川が、左胸は男がそれぞれ弄り倒す。その衣川の胸を掴み背中を舐めながら、しきりに股間を擦り付ける男。そして、ヤツの性器を嬲る男。

 男女6人で繰り広げられる痴態は、部屋の空気を息苦しい程濃密にする。菓子に群がる蟻さながらの乱交。よくもまあ、そこまで。ここまでくると滑稽だ。
 新雪のような肌は獣達の唾液でてらてらと淫靡な光を放つ。男が待てずに、ヤツの口へブツを突き入れる。頭を両手で鷲掴み、深く激しくグラインドさせた。
 喉を突かれ、かすれた悲鳴が漏れる。それでも何とか奉仕しようと、ヤツは舌を絡めるのを止めない。男の尻に力がこもるのを見て、その仕事の確かさが伺い知れた。

 所詮、クソ袋だ。
ごっこ遊びにうつつを抜かそうが、本質は娼婦。ダッチワイフの務めを、無表情でこなしていく。
 玉袋の跳ねる音が軽薄に響く。男は抜き差しだけでなく、突いては上下に振り回したりとやりたい放題に穿っていた。

 早くも1人、達しそうになるのを見て他の獣達も動き出す。後ろから抱える男は、自分の性器をヤツに握らせる。そして衣川を退け、胸に指を食い込ませた。
薄い胸は鼓動を知らせるよう忙しなく揺れる。色づく頂きが、卑猥に歪んだ。
 下半身に張り付く男は性器だけでは飽き足らず、尻の穴まで舐めまわし指を挿れる。
 唾液か、ヤツの汁か。よく判らないものにまみれ、顔中べたべたの男。
浮かぶ表情は恍惚、下品に啜る舌はナメクジのように醜い。菓子にあぶれた衣川と男は、互いの局部を貪り耽っていた。

 聞こえるのは男共の荒い呻き、衣川の媚びた嬌声、下卑た水音。そしてただ苦しいだけの、艶やかさの欠片もないヤツの喘ぎ。

「ぅあぁっ! ……はぁっ、はっ……イク! どけ!」
「……さっさとしろよ。後が詰まってんだから」
「出るっ! ぅぉああああ――っ!!」

 口腔を犯してた男が、急いで引き抜き内へぶち込もうとする。しかし下半身にいる男が邪魔で間に合わず、ヤツの前身に暴発させた。
 びくん、びくんと震えるたび放銃される白濁。それを肩で息をしながら、無感動で眇める性人形。男の欲望が静かに身体を流れていく。胸を通り腹を伝い、在るべき場所へと落ちていった。

 しばし訪れた空白。淫らな装いを施した身体は、触れるのを躊躇う程、爛熟し。その猥褻さに、ない筈の男根を刺激される。

「……衣川、綺麗にしろ。次がつかえてる」
「判りました」
 衣川は男から離れ、生々しい臭いを放つそれに舌をつけた。粘つく汁をひと舐め、それを味わうように口の中へ含み嫣然と微笑む。

「ふふ、いい格好。さっきの彼氏に見せてやりたかったなぁ!」
「……………」
「勿体つけずにヤってれば、彼氏も逃げなかっただろうよ」
「……………」
「あぁでも溺れてヤリ三昧、その後処分か」
「……………」
「……何か言えよ。このクソがっ!」

 衣川は舐め取る舌を止め、渾身の裏拳をヤツの右頬に見舞う。簡単に吹っ飛ぶ身体。そして未だ体液まみれの腹へ蹴りを入れ、衣川は男共を呼びつけた。

 仰向けにヤツを寝かせ、2番目の男が性器に突き挿れる。振動に合わせて、力なく泳ぐ太腿。同じようにヤツの口にも男のブツが暴れまわる。貫くたびに身体の下の手錠が、不快な金属音をあげた。
 単調な抜き差しが優に15分は過ぎた頃。衣川は男の肛門に指を捻じ込み、射精を促した。うごめく指に刺激され、男の身体に緊張が走る。指が勢いよく抜かれると同時に、ぬめる内へと吐き出した。
 一通り痙攣が治まると、力尽きたブツをずるりと抜き出す。たちまち襞の奥から溢れ、床に汚い染みを作った。
  
 もう何も反応しない。何も、言わない。完全に沈黙したヤツを一瞥し、今果てた男を引き寄せ股間を清める衣川。
 休む間もなく3人目の男が挿入し、貪り吠える。情緒もペース配分も何もない、ただひたすら叩きつける性交。
 男が果てる。衣川が舐め清める。綺麗になったブツは衣川の口や胸で高められ、爆発する前にまたヤツの内へ入れられる。
 終わらない、欲望の輪舞。

 時間になり獣達を撤収させる頃には、ヤツは意識を手放し白濁に溺れていた。




 粘りつく退廃の空気に耐え切れず、窓を全て開け放つ。春まだ遠き夜風が、冷たさを以って清浄していった。
 床には下着姿のヤツが、力なく横たわっている。全てが終わった後、意識のないヤツの身体を男共に洗わせ、ついで部屋も掃除させた。
 あれ程白かった身体に散る陵辱の跡。それらが、加虐を呼び起こす。ゆっくりと近寄り電撃を手のひらに。触れようとした瞬間、ヤツが小さく呟いた。

――“まさき……あなたは、関係ないのに……”

 夢の中で詫びているのか。先程まで凍り付いてた表情が、初めて苦痛に歪んだ。
 自分の境遇を悲観するでなく、去った男を非難するでなく。ただ、巻き込んでしまってごめんなさい、と。それは相手への、切ないまでの想い。

 馬鹿だ。どうしようもない、馬鹿だ。
クソはクソだと知らなければ、苦しまずに生きていけるものを。余計な思想は、自身の存在を苛む。くたばる瞬間、その最期までだ。
 
 俺の知る限り、かつて最も中枢に近付いた女――ミンサー。ヤツでさえ、くだらない任務でゴミのように粛清された。
 あの気取り屋が、何を考えていたか知りたいとも思わない。だが、小僧を守りたいという馬鹿な想いは、あの時触れた指先から強く感じていた。
 結果、件の小僧は上手く逃げ延びている。その点はクソながらよくやった、と褒めてもいいだろうが。


 自分が救われないのに、相手を想ってどうするんだ。いや。救われないからこそ、求め願うのか。何処へも行けない、という現実は変わらないのに。
 ミンサーもおまえも、一体何がしたかったんだ?
――まぁ、俺には関係ない。そんな被虐趣味、あってたまるか。
  
 電撃を収め、ヤツの頬にかかる髪を梳く。
好きにすればいい。どうせもうすぐ、全てが終わる。

 シャツをヤツの肩に掛け、俺はクソったれな任務を果たしにマンションを後にした。
_